観賞後感想

観てきました>ゴッホ
俺の中でゴッホってのは“リアリズム〜印象派”の過渡期の画家ってイメージだったんだよね。(ってこれは中高生頃にかじったうろ覚えの知識だけど)
実際、ゴッホの初期の作品は全体的に暗い印象を受ける。モチーフの闇の部分と、そこに当てられた光を忠実に描いているしね。
だから俺の少ない知識も間違っていたわけじゃないんだけど…正直、あまり好きなタイプじゃない。 光と闇の表現は素晴らしいんだけど、ちょいと期待外れかなぁ。
中期頃は徐々に印象派の影響を受けて、明るい作風になってるみたい。モネの睡蓮なんかに観られる“点描”の技法なんかも取り入れたりね。(そ〜いや、『ひまわり』『自画像』なんかも点描を用いてるっけ) このあたりの作品は悪くないね。
ただねぇ…今回は個人的に「失敗したなぁ〜」と思った。はっきり言って勉強不足>俺
ゴッホが画家になったのが27歳だとか、他の画家との関わり(ミレー、ドラクロアの影響を受けたり、一時期ゴーギャンと共に描いたことがあったりとか)を知らなかったり。 そういう予備知識があれば、もう少し絵画を楽しめるんだろうなぁ、とかね。