特別養護老人ホーム実習(1)
6月4日〜7日は、特別養護老人ホームでの実習。
先週の訪問介護実習とは、また一味違う雰囲気。
ちょ〜緊張しながら行ってみたらば…初日はデイケア。
デイケアって〜のは通所介護ってやつでさ。
利用者さんは朝やってきて、施設で一日過ごして、夕方帰ってくわけ。
ちなみに…初日は約30名が来所。
多いのか少ないのか微妙なライン。
ま、とにかく初日はそのお手伝いをしてきたわけです。
どんなことをしてたかって〜と…。
○入浴介助の見学
↓
○電気剃刀を使用しての髭剃り
↓
○利用者さんとト〜ク♪
↓
○お昼休憩
↓
○スタッフミーティング
↓
○体操&レクリエーション
↓
○利用者さんとト〜ク♪
↓
○お見送り
…と、ざっとこんな感じ。(↑は自分のまとめのために記載w)
でね。
見て分かるとおり、利用者さんとお話する時間ってのが何度かあったのですよ。
その都度、隣に座り込んで貴重なお話に耳を傾けていたわけです。
良くしゃべる人もいれば、話しかけても全く反応の無い人もいる。
まぁ、初対面だしこんなもんなのかな〜などと考えていた矢先のことですよ。
一人のおばあさんに手招きされました。
なんだろう?と思って、隣に座り「どうかされましたか〜?」と言ったところ。
おばあさんは「・・・あんた、なんでワタシんとここないのよ?」と仰りました(ToT)
介護の仕事をするにあたってさ、
『全ての利用者さんに対して、平等に接すること』ってのは基本的なこと。
たとえば、配膳なんかが分かりやすいんだけど、
ご飯の量も皆、均一にしないとクレームを頂いちゃうわけですよ。
それは重々承知はしていたんだけどさ〜。。。
それでも、ご指摘を頂いてしまったわけ。
「すみませんっ!」と謝った後、あれこれと話題を振ってみるも、
ご立腹の利用者さんを解きほぐすのに20分も掛かる始末。
解きほぐしたと言っても、普通に会話してくれる程度で、基本的にはぶっきらぼう。
なんか、初日から『やっちまった〜』って思っちまった。
でもさ〜、今日の利用者さんは約30名もいるんだよ?
いくら俺がナイスガイとは言え、全員とお話はできませんって。
一人の利用者さんにロックオンされてたら、その分他の利用者さんとお話する時間ってなくなるじゃない?
かと言って、さっさと切り上げるわけにもいかず…。
うーーーむ。
前回とはまた、別の意味でコミュニケーションを取ることの難しさを実感しましたよ。