お見舞い

久しぶりにちゃんと休めたので、
密かに被災地と化したという、父方の実家に行ってきやした。
 

父方の実家ってのは茨城県の南部、国道51号で利根川を超えてすぐにありんす。
メインはお米づくり。それとちょいと畑もやってます。
って、去年のGWは田植えに行ってるから、
写真を観てもらえたらどんなとこかわかると思う。
 
 
 

先月11日の大地震で家も庭も畑も田んぼもグッチャグチャって話でさ。
いつもお世話になってることもあって、お見舞いがてら行ってきたわけ。
 
 
 

・・・うん、俺ってば驚いた。

家なんか奥から手前に向かって傾いてるし、
入ってすぐの土間なんかは端っこのほうが地割れしてるし!
仏間&客間もはっきりとわかるくらい傾斜がついてる。
今は住めてるけど…8桁ほどの建て替え費用が掛かるらしい。。。
お見舞いってことでン〜万円を置いてきたけど、、、これじゃ全然足らんな(ToT)
 
 
 

裏にある畑も観てきたけど…液状化現象で砂が出まくっててどうしようもないみたい。
高さ80cmくらいの古井戸の名残があったんだけど、それが砂に埋まっててみつからない!
ってことはそれくらい大量の砂で埋まってしまったってことでしょ?
…おそろしい。
 

畑の奥には用水路があってさ。
俺がガキのころはその用水路を超えて、駄菓子屋に通ったんだけど、
その用水路もぜ〜〜〜んぶ砂やら土で埋まってた。
用水路の上にあった石造りの支えも地震でバッキバキだったしね。

 
 
 

唯一の救いは…3つある納屋にはあまり影響がなかったってことくらいか。
(まぁ、納屋よりも家がヤバいからダメージがデカイんだが)
 
 
 

自然の力ってのは恐ろしいなー、と改めて実感しました。
 

と同時に。
砂が出まくってた畑にもツクシが顔を出しまくっているのを観て、
『おぉ〜、自然ってたくましいなー!』とも。

 
 
 

地域全体では田んぼ使えるとこもあるみたいで、それはそれで良かったなと思うけど、
今年一年は何もできないってとこも多いみたい。
津波原発がないとこでさえこんな有様だから、もっと北は…。
 
 
 

一日も早い復興を願ってやみません。