なんか…自分が磨り減っていく感覚がしてる。
前にシステム開発の仕事をしていたときも同じ感覚だったんだよな。
いや、楽しい部分もあるんだけどさ。
子供の頃に読んだ『果てしない物語』に『無』ってのが出てくるんだよ。
そいつに触れた人や物は、その触れた部分があたかも初めから
『無かった』かのような感覚になるんだって。
バスチアンだったかアトレーユだったかが、その無くなった部分を見て
「大丈夫かい?」と尋ねても、それに答える気力すら『無くなって』しまってさ。
…って、別に病んでるわけぢゃないんだ。
ただ、なんかそんな感覚が戻ってきちゃったってだけ。