真剣に「変態」を考察してみる

最近、やたらと「変態」呼ばわりされるので、
ここは一つ、しっかりと否定しておかねばなるまい。。。
そう思い、あれやこれやと書き記しておこうかと思います。
 

ここで言う「変態」とは、
生物が成長の過程で姿形を変える「変態」ではなく、
いわゆる「変態性慾」のことであろうかと。
 

で、この「変態性慾」とはwikipediaさんによりますと
「性欲において、正常とはみなされない嗜好のこと」とあります。
 
 
 

では、一体何を以て「正常とはみなされない」とするのか?
もっとぶっちゃけると「異常」なのか?って話ですよ。
 
 
 

と、ここでちょっとだけ話を逸らします。
 

人間ってのは大体において「自分は正常」と思っています。
それは他人と比較する以前の状態であって、
他人と比較していき、その大多数から外れたときに
「あ、自分は他と違う?」とか
「大多数の人が一般的であるなら、そうでない自分は正常ではない?」とか
そういうふうにして「正常ではない」→「異常かも?」と認識していくわけです。
 

例えば…自分の爪は指先全体を覆うように生えているんだけども、
社会人になるまでそれを「普通」だと思っていました。
だけども、社会人になって友人に指摘されたのですよ。
「チャックの爪、なんかデカくね?」って。
 

言われて初めて何人かの爪を見させてもらいました。
確かに、他の多くの人の爪にはその左右に皮膚のエリアがあります。
一方、自分の爪の左右には…その皮膚のエリアがほとんどありません。
 

他人の爪の形状を「正常」とするならば
俺の爪の形状は(おそらくは)「異常」なのでしょう。
控えめに言えば「正常ではない」ってことかもしれません。
 
 
 

これを「変態性慾」に当てはめて考えてみます。
 
 
 

たとえば…そうだなぁ。
じゃあ、異性を縛ってのプレイ。
それがネクタイだったり、帯だったり、縄だったりはど〜でもいいです。
程度の差はあれ、縛ったり縛られたりした人ってのは
それなりにいるんだと思います。
 

一度もそういったプレイをしたことのない人からしてみたら、
「そんなの【普通】はしないよ!」となるでしょう。
換言すれば「そんな【異常】なことしないよ!」ってなわけです。
 

でも縛ったり縛られたりしたことのある人からすると…
「それは【異常】なことではない」となります。
だって自分のことを正常だと思ってるんだもん。
 
 
 

で。
俺が実際にそういった類の【妄想】をどこかで語ったとして、
それが世界に一つだけのオリジナルなことだとしたら…
まぁ、【変態】と呼ばれても仕方ないのかもしれません。
でも…そんなわけないでしょ?
きっと話を聞きながらも「あ〜、やったことあるわ」だの
「それ、シテみたい!」だのと思った輩は少なからずいるはずです。
故に、我、ノーマル。
あなたもノーマル。ワタシもノーマル。
 

あ、ちなみにあれね。
俺がどっかで語ったネタは全て妄想だからね♪
どどど童貞ちゃうわ!