震災復興と日本の技術

3.11 東日本大震災から1年半、
9.11 同時多発テロから11年。
 

先日、某建築会社の人と話をする機会がありまして。
日本と他国の建物についてアレコレと教えてもらいました。
 

「日本って国はとにかく地震が多い」
「それをみんなわかってるから(本来であれば)基礎工事をしっかりやる」
「耐震性に優れた素材や建築技法を培っている」
「海外では、契約や仕事のやり方が異なることもあって
赤字を出したり失敗しているところもあるけど、
本来の日本の技術はそれなりに自信を持っていいはず!」
・・・的なことを言っておられました。
 
 
 

その一方でこんなことも。
 

東日本大震災では、現地以外でも被害が出たでしょ?」
津波はある意味不幸なことで仕方ないけどさ」
「建物の被害ってのは、海外の地震と比べて少ない方なんですよ」
「でも、道路はダメ」
「建物と比べて、道路は基礎がそれなりだから」
「基礎をがっつりやるよりも、何度も表面を整えるほうがいいって考えなんだよね」
・・・ふーむ。
 
 
 

もうひとつ。
同時多発テロで、世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだでしょ」
「あの後、ビル自体が崩れましたよね?」
「あれ、日本の建物では絶対に起こり得ないんですよ」
「もちろん、建てなおさなきゃいけないレベルですよ」
「でも、あんなふうに崩れるなんて、まさか!って思いました」
と。
 
 
 

何を言いたいかと言うとな。
現場の人たちは、日本の技術に誇りを持っているんだな〜と思ったのですよ。
その気になったら、日本だけでなく海外でもその技術を活かして
みんなが安心できる建物を作ることができるはずなのですよ。
 

それなのに一向に進まない復興。
日本や世界中から膨大な義援金を頂いたはずなのに、
それがどこで使われてるのかイマイチよくわからない。
…まぁ、ある程度は大人の情事…じゃねぇ事情があるんでしょうけど。
 
 
 

地震や災害の多い国だからこそ生まれた技術。
これをとっとと活かして、さっさと復興させてもらえませんかね?
 
 
 

…って、久しぶりにこういうの書いたはいいけど、なんかイマイチだ。